分析 ・ 細胞・遺伝子・ウイルスベクター

増殖性ウイルス(RCL/RCR/RCA)試験とは?

RCL/RCR/RCAは、ベクター製造中に組換えで生じうる「複製能を持つウイルス」です。

代表的な方法
許容(指標)細胞での増幅培養+検出(RCL: C8166-45によるp24 ELISA/psi-gag PCR、RCR: PG-4 S+L−フォーカス法またはマーカーレスキュー、RCA: 293/A549でのCPE培養)

RCL/RCRを確認する理由

関わる規制ガイドライン

この試験を受ける会社・キット

14社
Charles RiverViral Vector Testing — RCR/RCL AssayC8166等の許容細胞を用いた継代増幅+PERT/PCR検出による増殖性レトロ/レンチウイルス試験。細胞バンクからEOP細胞・ベクター原液・改変患者細胞まで対応。公式サイト
Eurofins Viracor BioPharmaGene Therapy Viral Vector Testing — RCL/RCRRCL/RCR向けにqPCRおよびddPCRを提供。遺伝子持続性測定も含む細胞・遺伝子治療のウイルスベクター試験パッケージ。公式サイト
SGS VitrologyBiosafety Testing — Lentivirus/Retrovirus RCL/RCRGMP/GLP準拠の生物学的安全性試験。レンチ/レトロウイルスベクター製造工程の細胞バンク〜最終製剤まで、RCL/RCRを含む検証済みアッセイを提供。公式サイト
Minaris Advanced TherapiesViral Vector Analytical Testing — RCL/RCR細胞・遺伝子治療CTDMOとして、レンチ/レトロベクターのRCL/RCR試験を含む放出・特性解析を一貫提供。公式サイト
GenezenRCL/RCR Release Testing拡張型およびqPCRベースのRCLアッセイに対応し、要望に応じてRCR試験も実施。GMPウイルスベクター製造の放出試験の一部。公式サイト
Indiana University GTTLRCR/RCL Testing ServiceNational Gene Vector Biorepositoryを擁する遺伝子治療試験ラボ。FDAガイダンス準拠のRCR/RCL試験と患者フォローアップ検査を提供。公式サイト
Creative BiolabsReplication-Competent Virus Testing ServiceCAR-T/ウイルスベクター向けに増殖性ウイルス(RCR/RCL)検出を受託。FDA/EMAガイドライン準拠の安全性試験。公式サイト
Creative BiogeneReplication-Competent Lentivirus Testingゴールドスタンダードの細胞培養アッセイと迅速分子法を組み合わせたRCL/RCR試験。FDA/EMA準拠で工程内・放出向け。公式サイト
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Bio-RadVericheck ddPCR Replication Competent Lentivirus KitVSV-G配列を標的にddPCRでRCLを検出する迅速・検証済みキット(#12019529)。製造工程の品質管理向け。公式サイト
QIAGENQIAcuity RCL Quant KitQIAcuity デジタルPCR向けRCL定量キット。VSV-Gエンベロープ遺伝子を標的に0.35コピー/µLの高感度を実現。公式サイト
AffiGENAffiDETECT RCL Detection KitVSV-G特異的プライマー・蛍光プローブを用いたqPCRによるRCL検出キット。検出限界1コピー/µL。公式サイト
Yeasen (翌圣生物)Replication-competent Lentivirus (RCL) Detection KitVSV-G遺伝子を標的にTaqManプローブqPCRでRCLリスクを迅速検出(41311ES)。検出限界1コピー/µL。公式サイト
TATAA BiocenterRCL Testing by dPCRデジタルPCRによるRCL検査の受託・アッセイ。培養法に比べ効率的でスケーラブルなバイオセーフティ検出を提供。公式サイト
SHENTEKReplication-Competent Retrovirus (RCR) Quantitation Kitレトロウイルスベクター製造のRCRをプローブqPCRで定量。ウイルス産生細胞バンク・EOP細胞・CAR-T等に対応(検出限界0.5コピー/µL)。公式サイト
SHENTEKReplication-Competent Lentivirus (RCL) Quantitation Kitレンチウイルスベクター由来製品のRCLを迅速・特異的に定量。専用核酸抽出キットと連携しコピー数を算出。公式サイト
103社分析・品質試験を受ける受託企業を探すメーカー・受託先企業のページで細胞治療の分析・品質試験を受ける会社を絞り込めます

患者安全に直結するため、レンチ(RCL)・レトロ(RCR)・アデノ(RCA)の各ベクターで、生成していないことを高感度に確認する規制必須の試験です。

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手法の比較 ― どの方法で測るか

手法原理何が分かる使い分け
細胞培養+指標細胞法許容細胞で増幅し指標細胞で検出増殖性ウイルスの有無規制で求められる基準法
qPCR(VSV-G等)組換え配列を高感度検出迅速スクリーニング培養法の補完・迅速化
PERT/逆転写酵素活性RT活性を検出レトロ/レンチの存在指標代替・補助試験
デジタルPCR(ddPCR)による組換え配列の絶対定量VSV-G/psi-gag(RCL/RCR)やE1(RCA)等の組換え標的を区画化PCRで標準非依存に絶対定量低頻度組換えイベントの絶対コピー数qPCRより高感度・高再現で迅速スクリーニングを強化(培養基準法の補完)
p24/コア抗原ELISA(増幅後読み出し)増幅培養上清中のHIV-1 p24等コア抗原を免疫測定で定量複製増幅の有無を示す抗原レベルRCL基準法の判定読み出し・別の方法での確認
RCA感染性PCR(マイクロキャリア培養+E1 qPCR)A549で短期増幅後にE1特異的qPCRでRCAを検出1 RCA/3×10^10 vp水準のRCA有無CPE法より迅速にFDA限度を満たすアデノ向け基準法