CDMO

AGC Biologics

抗体などのタンパク質から、mRNA、ウイルスベクター、細胞治療までを受けるCDMOです。親会社はAGC(旧旭硝子)で、日本では千葉と横浜に工場を持っています。

本社
米国ワシントン州シアトル
日本
千葉(市原市)、横浜(2027年に製造開始予定)
見積・問い合わせ

AGC Biologics

ご依頼はいったん Proglenth 編集部が受け取り、内容を確かめてからAGC Biologicsにお伝えします。型番がわからなくても、用途や規模を書いていただければ送れます。

ご依頼の種類
公式サイト ↗掲載内容の修正を依頼
製造の拠点6か所米国・デンマーク・ドイツ・イタリア・日本(千葉と横浜)
抗体の固定価格プラン1kg・11か月治験用の抗体原薬を決まった値段で(AGCellerate、2023年発表)
最大の単回使用培養槽5,000L横浜工場。2027年にGMP製造を始める予定
CHEF1細胞株の実績55分子以上うち5品目が市場に出ている(同社発表、2025年)
Services

サービス内容

モダリティできること規模拠点
抗体・タンパク質(動物細胞)細胞株づくり(CHEF1)、プロセス開発、治験薬と商用品の製造規模単回使用槽2,000L(シアトルに9基)、ステンレス槽3,000L、横浜は5,000L(2027年〜)拠点シアトル・コペンハーゲン・千葉・横浜
タンパク質(微生物)大腸菌や酵母でつくるタンパク質の開発と製造規模ステンレス発酵槽3,000L(千葉)、1,500L(シアトル)拠点千葉・シアトル・ハイデルベルク
プラスミドDNA研究用とGMPの製造。mRNAやウイルスベクターの原料にも規模150Lまで(千葉)拠点千葉・ハイデルベルク
mRNA転写から精製、LNPへの封入まで規模50gまで(横浜、2027年〜)拠点ハイデルベルク・横浜
ウイルスベクターAAV・レンチウイルス・レトロウイルスの開発と製造。AAVとレンチは決まった手順(プラットフォーム)を用意
細胞治療自家・他家の細胞の開発と製造。レンチ・レトロでの遺伝子導入も拠点ミラノ・横浜(開発は横浜テクニカルセンターで受付中)
製剤・充填液剤と凍結乾燥の製剤開発。充填は米国と欧州の提携先と組み、原薬と1つの契約で拠点シアトル(製剤開発)

強み

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知っておきたいこと

治験用の抗体原薬を「1kg・11か月・決まった値段」で

AGCは2023年に「AGCellerate」というプランを始めました。抗体の治験に使える原薬1kgを、11か月で、最初に決めた値段でつくるものです。決まった手順に沿って進めるので、途中で費用や期間が膨らみにくい形です。

使う細胞は、AGCのCHEF1という細胞株です。同社の発表では、これまでに55以上の分子の製造に使われ、5つの品目が市場に出ています。値段は公開されていないので、見積もりで確かめます。

岡山大学の例:細胞はシアトル、製造は千葉

2025年7月、岡山大学がAGCと契約を結びました。薬をつくる細胞は、米国シアトルでCHEF1を使って用意します。2026年からは千葉の工場に移し、治験に向けた製造方法を固めます。

日本の大学が、海外の細胞株の技術と国内の工場をまとめて使う形です。AGCは千葉の工場を、日本と近隣の国の顧客に向けた哺乳類細胞の拠点と位置づけています。

横浜工場は、動き出す前に半分が埋まった

横浜の新工場は、2027年にGMP製造を始める予定です。5,000Lと2,000Lの単回使用培養槽をそろえ、mRNAは50gまでつくれる設計です。細胞治療の開発は、近くのAGC横浜テクニカルセンターですでに受けています。

2026年7月には、名前を明かさない海外の製薬会社が、横浜の哺乳類細胞の製造枠の半分を押さえる契約を結びました。5品目を年35バッチ以上つくる内容です。

中くらいの規模に絞る方針

2025年9月、AGCは米国コロラド州にある大型の哺乳類細胞の工場2つについて、売却の手続きを始めたと報道機関に説明しました。今後は、中くらいの規模の哺乳類細胞、微生物、細胞治療と遺伝子治療に力を入れるとしています。シアトル、コペンハーゲン、千葉での製造は続けます。

拠点ごとの承認実績

公式サイトの拠点一覧には、各拠点が承認を受けた規制当局が載っています。コペンハーゲンはFDA、EMA、カナダ保健省、PMDA、ブラジルのANVISAの5つです。シアトルはFDAとANVISA、それにPMDAの外国製造業者認定、ハイデルベルクはEMAとFDA、それにPMDAの外国製造業者認定が並びます。ミラノはEMA、台湾のTFDA、FDAで、千葉はPMDAと韓国のMFDSです。

日本からの相談先

問い合わせは、公式サイトの窓口(contactus@agcbio.com)で受けています。千葉の工場のページには、東京の電話番号も載っています。BioJapanなどの展示会にも出ているので、会場で担当者と話すこともできます。

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