支援サービス・受託
2026.08.07•DigiM

DigiM、製剤の微細構造から溶出挙動を予測する取り組み——PharmSci 360を前に

支援サービス・受託

Photo: S. Baker / Unsplash

DigiMのCEOが、AAPS PharmSci 360を前に、⁠製剤内部の微細構造から薬物放出の挙動を予測する取り組みについて語った、とDrug Discovery & Developmentが報じた。同記事は、処方研究者が繰り返し直面する問いとして、何回の試作を重ねるのか、各溶出試験にどれだけの期間がかかるのか、遅れが申請の先送りとしていくらの費用になるのかを挙げている。

組成だけでなく微細構造に左右される溶出挙動

経口固形製剤の開発では、溶出挙動が品質と生物学的利用能を結ぶ主要な指標になる。処方や製法を変えるたびに測り直すため、試作と試験のサイクルが開発期間を左右する。

同じ組成でも、粒子の分散状態と凝集の有無、空隙の量と連結の仕方(水がどう入り込むか)、結晶/非晶質の分布、崩壊剤の配置が違えば挙動は変わる。これらはまとめて微細構造と呼ばれ、従来は試験結果から逆に推し量るしかなかった。

X線CTで取得した内部構造から溶解をモデル化

X線CTなどで内部構造を三次元的に取得し、そこから水の浸透と溶解をモデル化することで、測る前に溶出挙動を予測する。

実務の確認ポイント予測手法を導入するときの留意点

確かめる点は、どの製剤系で検証されているか(即放性か徐放性か、マトリックス型かコーティング型か)、実測との一致度と予測が外れる条件、予測をどこまで申請資料の根拠にできるかという規制での扱いになる。

※ 本ページは公開情報(Drug Discovery & Development の報道)をもとにしたProglenth編集部による整理です。手法・実績の詳細は一次情報をご確認ください。

チームにも共有する
メーカー公式
drugdiscoverytrends.com
メーカー公式を見る ↗

本記事はメーカーの公式発表をもとに、Proglenth編集部が独自に見出し・要約・解説を加えて整理したものです。正確性には努めていますが、最終的な仕様・条件は各社の公式情報・一次情報をご確認ください。編集の考え方は編集方針に記載しています。

この記事に関連する工程

Newsletter

装置・試薬の新製品ニュースを、メールで

こうした製品ニュースと、製造・分析・品質の解説記事を毎週水曜の朝にお届けします。登録は無料で、いつでも解除できます。

登録によりプライバシーポリシーに同意したものとみなします。閲覧の記録(どのページから、どの会社のサイトへ移ったか)を、ご案内のために使います。