製品ガイド ・ 不溶性微粒子試験

光遮蔽法(LO)微粒子計数装置

光遮蔽法(LO、light obscuration)の微粒子計数装置は、細い流路を流れる液にレーザー光を当て、粒子が光を遮った量から大きさを求めて、粒子を1個ずつ数える装置です。

主な用途
不溶性微粒子試験・USP〈788〉・JP 6.07・注射剤
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光遮蔽法(LO)微粒子計数装置(掲載内容の修正)

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掲載メーカー6社リオン(RION)・Beckman Coulter Life Sciences・Particle Measuring Systems ほか
掲載製品7製品3つの種類に分けて掲載
使う工程6工程出荷試験・規格試験・安定性試験・製剤開発・処方検討
比較の観点6項目「比較・選定」で並べて確認

要点

メーカーと製品

6社・7製品
注射剤用の光遮蔽式パーティクルカウンター5製品
リオン(RION)KL-05シリンジで試料を引いて測る、注射剤の不溶性微粒子試験用の一体型の液中パーティクルカウンタ。JP・USP・EP などの試験法に対応し、1.3〜100 µm を最大20段階に分けて数え、21 CFR Part 11 に沿った電子記録の機能を備える。公式サイト
Beckman Coulter Life SciencesHIAC 9703+光遮蔽法で液中の粒子を数える、医薬品向けのパーティクルカウンター。PharmSpec ソフトウェアと組み合わせて USP〈787〉〈788〉〈789〉と EP 2.9.19 の試験を実行し、21 CFR Part 11 に沿った監査証跡を残する。公式サイト
Particle Measuring SystemsAPSS-2000シリンジサンプラー SLS-1000、光遮蔽式の LiQuilaz eSeries、ソフトウェア SamplerSight Pharma を組み合わせた注射剤向けの計数システム。米国・欧州・日本の薬局方の試験に対応し、21 CFR Part 11 の電子記録と電子署名を扱える。公式サイト
Lighthouse Worldwide SolutionsBatch Sampler LS-20シリンジサンプラーと光遮蔽式のパーティクルカウンターを組み合わせたバッチサンプラー。USP〈788〉用のレシピを備え、測定範囲は1.0〜50 µm または1.0〜200 µm、試料量は1〜1,000 mL。公式サイト
EntegrisAccuSizer SIS System単一粒子光学センシング(SPOS)で、レーザー光を遮る量と散乱から粒子を1個ずつ数えて大きさを測るシステム。USP〈787〉〈788〉〈789〉の試験向けで、オートサンプラーやマイクロプレート用の分析器と組み合わせられる。公式サイト
パーティクルセンサ(コントローラにつなぐ型)1製品
リオン(RION)KS-42D(パーティクルセンサ)光遮蔽方式の製薬用の液中パーティクルセンサで、コントローラ KE-40B1 につないで使う。2〜100 µm を10段階に分けて数え、定格流量は25 mL/min。公式サイト
光遮蔽とフローイメージングの複合機1製品
Yokogawa Fluid Imaging TechnologiesFlowCam LO1回分の試料を2つのフローセルに続けて流し、1つ目で粒子を撮像し、2つ目の光遮蔽モジュールで USP〈787〉〈788〉用のデータを取る装置。測定範囲は2〜70 µm、試料量は250 µL〜2 mL。公式サイト

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用途・特徴

注射剤の不溶性微粒子試験(USP〈788〉、日本薬局方 6.07、EP 2.9.19)では、まず光遮蔽法で10 µm 以上と25 µm 以上の粒子を数えます。

粒子がセンサの光路を横切ると、検出器に届く光が一瞬だけ減ります。減る量は粒子の投影面積に応じて大きくなるため、大きさの決まったポリスチレンラテックス(PSL)の標準粒子で作った校正曲線から、粒子の大きさを PSL 相当の径として求めます。光が減った回数が粒子の数で、これを通した液量で割って1 mL あたりの個数を求めます。

この方法は速く再現性が高いため、薬局方の試験で最初に使われます。一方で、屈折率が水に近い透明なタンパク質の粒子は光をあまり遮らず、小さく見積もられたり数え落とされたりします。泡やシリコーン油の液滴も、粒子と区別せずに数えます。

使用方法

基本的には、試料を泡が出ないように混ぜて必要に応じて脱気し、決めた量を数回に分けてセンサに通して粒子を数えます。以下は USP〈788〉の光遮蔽法の流れです。

1粒子を含まない水で装置と器具を洗い、空試験で数を確かめる
2標準粒子でセンサの校正と計数の確かさを確かめる
3容器を静かに反転して混ぜ、必要に応じて脱気する
4小容量の製品は、決めた本数の内容物を合わせる
55 mL 以上ずつ4回以上センサに通して数える
61回目の値を除き、残りの平均から1容器あたりか1 mL あたりの数を求める
7上限を超えたら、顕微鏡粒子計数法(第2法)で確かめる
実際の条件は、従う試験法(USP〈788〉〈787〉、日本薬局方、EP)、製品の容量、粘度、容器、脱気の方法、施設の手順によって変わります。

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掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)