製品ガイド ・ サブビジブル粒子の解析

フローイメージング(FI)粒子画像解析装置

フローイメージング(FI、flow imaging microscopy)の粒子画像解析装置は、フローセルを流れる液を顕微鏡のカメラで連続して撮影し、写った粒子の数・大きさ・形を画像から求める装置です。

主な用途
サブビジブル粒子・フローイメージング・凝集体・USP〈1787〉
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フローイメージング(FI)粒子画像解析装置(掲載内容の修正)

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掲載メーカー2社Yokogawa Fluid Imaging Technologies・Shimadzu
掲載製品5製品4つの種類に分けて掲載
使う工程5工程製剤開発・処方検討・安定性試験・苛酷試験・プレフィルドシリンジの評価
比較の観点6項目「比較・選定」で並べて確認

要点

メーカーと製品

2社・5製品
フローイメージング装置2製品
Yokogawa Fluid Imaging TechnologiesFlowCam 8000 Series液中を流れる粒子をデジタル画像で撮り、大きさと40以上の形の指標を自動で測る装置。2・4・10・20倍の倍率を1台で使え、最小100 µL の試料で測れる。公式サイト
ShimadzuiSpect DIA-10微小なフローセルとテレセントリックレンズで流れる粒子を撮像し、粒子径分布と個数濃度、円形度などの形の指標を求める動的画像解析装置。測定範囲は5〜100 µm、必要な試料量は50〜1,000 µL。公式サイト
光遮蔽とフローイメージングの複合機1製品
Yokogawa Fluid Imaging TechnologiesFlowCam LO撮像用のフローセルと光遮蔽モジュールを1台に収め、同じ試料から粒子の画像と光遮蔽法の計数を得る装置。光遮蔽法だけでは数え落とす粒子を、画像で確かめられる。公式サイト
サブミクロン域のフローイメージング1製品
Yokogawa Fluid Imaging TechnologiesFlowCam Nano40倍の倍率で300 nm〜2 µm の粒子を撮像し、大きさ・形・相対的な濃度を求める装置。通常のフローイメージングでは捉えにくいサブミクロンの粒子を対象にし、最小50 µL の試料で測れる。公式サイト
自動サンプラー(周辺機器)1製品
Yokogawa Fluid Imaging TechnologiesFlowCam ALH(Automated Liquid Handler)FlowCam 8000 シリーズにつなぐ自動分注装置で、最大288検体を無人で順に測れる。測定前の試料の調製と、加温・冷却・振とうの機能を備える。公式サイト

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用途・特徴

抗体などのタンパク質医薬品では、サブビジブル粒子(目視では見えない100 µm 未満の粒子)のうち光遮蔽法が数え落としやすい透明な粒子を拾い、凝集体とシリコーン油の液滴などを形から見分けるために使います。

薄いフローセルに試料を一定の速さで流し、照らしながら連続して撮影します。画像の中の粒子ごとに、円相当径などの大きさ、円形度や縦横比などの形、明るさを求め、撮影した液量から1 mL あたりの個数を出します。

光遮蔽法と違い、屈折率が水に近い透明な粒子でも輪郭が写るため、タンパク質の粒子を拾いやすくなります。丸く滑らかなシリコーン油の液滴、いびつな凝集体、気泡を形で分けられる一方、分け方は解析の設定で変わるため、判定の条件を決めて記録します。

USP〈1787〉は、光遮蔽法を補う直交法(原理の異なる測定法)としてフローイメージングを解説しています。薬局方の不溶性微粒子試験の上限との比較は、光遮蔽法の数で行います。

使用方法

基本的には、試料を泡が出ないように混ぜてフローセルに流し、撮影した粒子の画像を分類して数と大きさを求めます。

1粒子を含まない水で流路を洗い、空試験の数を確かめる
2標準粒子で大きさと濃度の確かさを確かめる
3試料を静かに混ぜ、必要に応じて希釈する
4フローセルに流し、決めた液量を撮影する
5粒子ごとに大きさ・形・明るさを求める
6分類の条件で、凝集体・シリコーン油・気泡などを分ける
7大きさの区分ごとに1 mL あたりの数を報告する
実際の条件は、装置、倍率、フローセル、試料の粘度と濃度、分類の条件、施設の手順によって変わります。

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掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)