まずこれ約5分
抗体の凝集体は工程のどこで増えるのか?除くだけでは足りない理由
抗体の凝集体は、酸に置く・濃くする・凍らせる・表面に触れるという4つの場面で増えます。凝集体ができる2つの道、工程のどこで増えるのか、仕上げの精製で除くだけでは足りない理由、場面ごとに何を変えると増え方が変わるのかを説明します。
詳しく分かる項目:増えた工程・場面ごとの条件
原因の分からない問題が起きている8項目のうち7番目
どの工程で増えたかを、前後の値で突き止める
終えたときに手元にあるもの工程ごとの前後の値(凝集体・断片・HCPなど)を並べた表、増えた工程と条件、測り方の妥当性の確認、対策と影響を受けるロットの範囲
どの工程で増えたかが分からないまま除く工程を強めても、収率が下がるだけで、同じ増加がくり返されるからです。凝集体は免疫反応の危険因子とされ、HCPの中の脂質を分解する酵素は、ごく微量でも保存中に界面活性剤を分解して粒子を生みます。
工程ごとの前後の値を並べ、増えた工程を特定します。
測り方の限界(SECの回収率、ELISAのカバー率)を確かめ、原理の違う方法で裏づけます。
増えた工程の条件(pH・時間・圧・温度・触れる器具)と、原料や資材の変更の時期を照らします。
ホールドタイム試験や小さなスケールで条件を振り、増えない運転域を決めます。
影響を受けるロットの範囲を決め、出荷の判断と、必要ならCAPAと変更管理に進みます。
こういうとき増えた場面が酸の保持や中間の置き時間のとき
こうするホールドタイム試験で、置ける時間の上限を決め直します。
こういうときSECの値は変わらないのに粒子が増えたとき
こうするµmの粒子は別枠のため、光遮蔽法やフローイメージングで測り、輸送の揺れ、シリコーン油、ポンプのような界面を疑います。
こういうとき除く工程を強めて対応したいとき
こうする除くほど収率が下がり、後ろの工程の負荷も増えるため、先に増える場面を減らす余地を検討します。
こういうときHCPの総量は低いのに、製剤のポリソルベートが減っていくとき
こうする脂質を分解する酵素のような個別のHCPを、LC-MSで探します。
まずこれ約5分
抗体の凝集体は、酸に置く・濃くする・凍らせる・表面に触れるという4つの場面で増えます。凝集体ができる2つの道、工程のどこで増えるのか、仕上げの精製で除くだけでは足りない理由、場面ごとに何を変えると増え方が変わるのかを説明します。
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約4分
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詳しく分かる項目:製品由来か工程由来か
約5分
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詳しく分かる項目:ポリソルベートの分解
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この項目の記事は第7回「抗体の凝集体は工程のどこで増えるのか?除くだけでは足りない理由」です。
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