解説記事NEW08/22
ウイルス除去フィルターは孔径とLRVだけ見て選んでいい?
ウイルス除去フィルターのカタログを並べると、孔径は20 nm前後、LRVはパルボで4 log以上、レトロで6 log以上と、各社ほぼ同じ桁に収まります。
カタログの数字だけでは決まらない疑問を、1問ずつ結論から先に答えます。 なぜその結論になるのかを実在の製品・規格の実数で示し、現場で答えが分かれるところも書いています。 もっと深く決めたくなったら、本文の中で関連する解説記事へつなげています。
ウイルス除去フィルターのカタログを並べると、孔径は20 nm前後、LRVはパルボで4 log以上、レトロで6 log以上と、各社ほぼ同じ桁に収まります。
ターンダウン比20対1をうたう槽のカタログを見て、「この槽なら中間スケールの段を1つ飛ばせる」と判断してよいか迷うことがあります。
無菌医薬品のバリデーション文書に「グレードA(ISOクラス5)」と並記されているのを見て、この2つはただの言い換えだと思っていないでしょうか。
次のロットの樹脂を発注する段になって、購買から「このカラムはあと何回使えるのか」と聞かれることがあります。
候補抗体をnanoDSFで並べ、Tmがいちばん高い分子を選んだのに、皮下注向けに濃縮した処方で高分子量体(HMW)がじわじわ増えていく。
ウイルスクリアランス試験の結果を集計表にまとめていると、低pH不活化で4 log10、ウイルスろ過で4 log10、陽イオン交換クロマトグラフィーでも数log10と…