特殊毒性GLPで実施
依存性試験
Abuse liability / dependence
中枢神経に作用する薬が、乱用されたり、依存を起こしたりするおそれがあるかを調べる試験です。
方法と読み出し
- 受容体への作用:乱用と関わる受容体やトランスポーター(オピオイド・ドパミンなど)への結合を調べる
- 自己投与試験:動物が自分で薬を取りに行くか(強化効果)を調べる
- 薬物弁別試験:既知の乱用薬物と似た感覚を、動物が感じるかを調べる
- 退薬症候の観察:投与をやめたあとに症状が出るか(身体依存)を調べる
いつ行うか
中枢神経に作用する薬で行います。早い段階の試験で乱用の兆しが見えたときや、作用の仕組みが新しいときは、第III相試験のような大きな臨床試験の前までに、追加の非臨床試験を終えておきます(ICH M3(R2))。