医薬品開発 計算ツールCalculator

収量・工程回収率・全体収率の計算ツール

開始量と終了量から工程回収率を、各工程の回収率から全体収率を求めます。

工程回収率85%
全体収率(4工程の積)65.61%
この工程の損失量150mg
工程回収率(%) = 工程後の量 ÷ 工程前の量 × 100 / 全体収率(%) = r1 × r2 × r3 × r4 ÷ 100³

上段(工程前・工程後)から単一工程の回収率を、下段(各工程の回収率)から全体収率を計算します。全体収率は各工程回収率の積です。

解釈のヒント(合格ラインは工程による)
  • 全体収率の考え方各工程回収率の積で効いてくる工程が増えるほど、個々の回収率が高くても全体では目減りします(例:90%×4工程で約66%)。律速工程の改善が効きます。
  • 回収率が想定より低いロスの所在を切り分ける吸着・沈殿・膜透過・洗浄画分などロスの経路は工程依存です。物質収支(マスバランス)で行方を追うと原因が絞れます。
  • 回収率と純度のトレードオフ収率だけで最適化しない溶出画分を広く取れば収率は上がりますが不純物も増えます。収率は純度・生産性と一体で最適点を選びます。

一次情報(出典)

注意・限界

  • 回収率の合格ラインは工程・樹脂・製品で大きく異なります。単一の基準はありません。
  • 全体収率は各工程回収率の単純な積です。工程間の持ち越しロスや測定誤差は別途考慮してください。
  • 量の測定法(力価・A280・活性など)で値がぶれます。同一基準での比較が前提です。教育目的の概算です。
この計算の考え方をくわしく:抗体医薬の製造工程とは?培養・精製・製剤・分析の流れ

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