シングルユース資材

無菌コネクター・チューブ

無菌コネクター・チューブは、バイオ医薬品製造でバッグ、培養槽、フィルター、ミキサー、ポンプ、サンプリングライン、精製装置などを閉鎖系で接続し、培地、フィード、バッファー、培養液、中間体、製剤液を無菌的に移送するための部材です。シングルユースバッグやSUBを使っていても、接続部が開放系であれば汚染リスクや作業者依存が残ります。

閉鎖系接続無菌移送TPEチューブシングルユース
分類
シングルユース資材
主な用途
閉鎖系接続 / 無菌移送 / TPEチューブ / シングルユース
関連モダリティ
抗体医薬 / ADC / 二重特異性抗体 / Fc融合タンパク質・組換えタンパク質 / AAV / レンチウイルス / ワクチン / 細胞治療 / iPS細胞・幹細胞由来製品 / 遺伝子編集 / mRNA-LNP / プラスミドDNA / 微生物発酵 / 低分子医薬品
代表メーカー
Cytiva・CPC・CPC Biotech・Sartorius ほか計18社
関連キーワード
シングルユースバッグ / シングルユースバイオリアクター / シングルユースミキサー / 送液ポンプ / フィルター / ハーベスト・清澄化

用途・特徴

無菌コネクター・チューブは、バイオプロセスの液体移送を閉鎖系で行うために使われます。主な用途は、バッグ間接続、培地供給、フィード添加、バッファー移送、フィルター接続、サンプリング、ハーベスト送液、クロマト装置接続、TFF接続、製剤液移送、細胞懸濁液移送などです。

無菌コネクターは、滅菌済み流路同士をつなぐための部材です。チューブウェルダーは、TPEチューブなどを溶着して閉鎖系接続する装置です。無菌ディスコネクターやチューブシーラーは、流路を無菌的に切り離すために使われます。

Point
  • バッグ、培養槽、フィルター、ポンプ、分析装置を閉鎖系でつなぐ部材
  • 培地、フィード、バッファー、培養液、中間体、製剤液の移送に使われる
  • シングルユースバッグやSUBの運用にはほぼ必須になる
  • 無菌コネクター、チューブウェルダー、チューブシーラー、無菌ディスコネクターが関係する
  • チューブ材質、内径、ポンプ適合性、耐圧、溶着性が重要
  • GMPではE&L、滅菌証明、CoA、ロット管理、変更通知が重要
  • 細胞治療やウイルスベクター製造では閉鎖系製造の要になる

使用方法

基本的には、滅菌済みバッグや装置アセンブリに付いたチューブとコネクターを接続し、クランプやキャップを操作して流路を開通させます。

1接続するバッグ、装置、フィルター、ラインを確認する
2チューブ材質、内径、コネクター種類を確認する
3外装、滅菌状態、使用期限、破損の有無を確認する
4クランプ、キャップ、保護カバーを確認する
5無菌コネクター同士を接続する
6ロック、クリック、プル、ツイストなどの操作を行う
7流路が開通したことを確認する
8送液ポンプや重力で液体を移送する
9チューブシーラーや無菌ディスコネクターで切り離す
10使用後はSOPに従って廃棄または記録する
チューブウェルダーを使う場合は、対応するチューブ材質とサイズを確認し、チューブを装置にセットして溶着し、閉鎖系流路を作ります。

掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)