製品ガイド ・ 清澄化スケールアップ

シングルユース流路(チューブ・アセンブリ)

シングルユース流路は、チューブ・無菌コネクター・フィルター・バッグ接続などを目的に合わせて組み上げた使い捨ての流路一式です。

主な用途
チューブ・アセンブリ・無菌コネクター/溶着・閉鎖系送液・ガンマ滅菌済み
メーカーの問い合わせ先を見る
掲載内容の修正

シングルユース流路(チューブ・アセンブリ)(掲載内容の修正)

編集部が内容を確かめて、掲載を直します。メーカーや受託企業には送りません。

製品一覧で比較する
掲載メーカー6社Sartorius・Cytiva・Saint-Gobain ほか
掲載製品12製品2つの種類に分けて掲載
使う工程10工程送液・移送・サンプリング・ろ過
関連モダリティ7種抗体医薬・Fc融合・組換えタンパク質・細胞治療

要点

メーカーと製品

6社・12製品
チューブ・アセンブリ/単回流路システム6製品
SartoriusSingle-Use Tubing Assemblies(Opta連携)シリコン/TPEチューブにOptaコネクター等を組み込んだ標準・カスタムアセンブリ。送液・移送ラインとして使われる。公式サイト
SartoriusFlexel Bags & Single-Use AssembliesFlexelバッグとチューブ・コネクター・フィルターを組み合わせた滅菌済みアセンブリ。保持・移送・送液流路に使われる。公式サイト
CytivaReadyToProcess / ReadyCircuit AssembliesReadyMateコネクターやチューブ、フィルター、バッグを組み合わせた滅菌済み単回流路。送液・移送・ろ過に使われる。公式サイト
Saint-GobainSingle-Use Assemblies(C-Flex / AdvantaPure)C-FlexやAdvantaPureのチューブと接続部材を組み合わせたカスタムアセンブリ。閉鎖系の送液・移送に使われる。公式サイト
Watson-Marlowpuresu / BioPure Single-Use Tube AssembliesPureWeld XL等のチューブとBioPure部材で構成する単回チューブアセンブリ。ペリスタ送液ラインで使われる。公式サイト
Merck / MilliporeSigmaMobius Single-Use AssembliesMobiusのバッグ・チューブ・コネクター・フィルターを組み合わせた滅菌済みアセンブリ。送液・移送・ろ過に使われる。公式サイト
無菌コネクター/ディスコネクター・溶着・チューブ部材6製品
CPCAseptiQuik(無菌コネクター)非無菌環境でも無菌接続できるコネクター。ジェンダーレス品もあり、バッグ・フィルター・流路の接続に使われる。公式サイト
CytivaReadyMate(ジェンダーレス無菌コネクター)ジェンダーレス設計の使い捨て無菌コネクター。ReadyCircuit流路の組み立てで使われる。公式サイト
残りの4製品を見る
SartoriusOpta SFT(無菌チューブコネクター)3クリック操作で無菌接続するチューブコネクター。単体またはアセンブリ組み込みで使われる。公式サイト
Merck / MilliporeSigmaLynx S2S / Lynx ST(無菌コネクター)滅菌済み流路どうしを無菌接続する使い捨てコネクター。Mobiusアセンブリと組み合わせて使われる。公式サイト
Saint-GobainC-Flex / AdvantaPure チューブ溶着・成形に適したTPE系チューブ。アセンブリのチューブ本体として広く使われる。公式サイト
Watson-MarlowPureWeld XL(溶着対応チューブ)チューブ溶着に対応したTPE系チューブ。閉鎖系を保った接続が必要なペリスタ送液で使われる。公式サイト

詳しく見る

用途・特徴

バッグやフィルター、バイオリアクターをつなぐ送液・移送ラインとして、ガンマ滅菌済み・組み立て済みのアセンブリで供給され、CIP/SIPや洗浄バリデーションなしで閉鎖系の送液・サンプリング・ろ過・充填を構成できます。

シングルユース流路(チューブ・アセンブリ)は、シリコンやTPEなどのチューブに、無菌コネクター、Tリ/Yピース、クランプ、フィルター、サンプリング部、バッグ接続部などを組み合わせ、特定の送液・移送目的に合わせて1ロットごとに使い捨てる流路です。標準アセンブリとして供給されるほか、工程に合わせたカスタムアセンブリとして設計・製造され、多くはガンマ滅菌済み・組み立て済みで届きます。

続きを読む

流路をつなぐ手段は、無菌コネクター/ディスコネクター(AseptiQuik、ReadyMate、Opta、Lynxなど)と、チューブ溶着(チューブウェルダー)・チューブシール(チューブシーラー)に大きく分かれます。前者は部材どうしの無菌接続・無菌切り離しに、後者は同種チューブの恒久接続や流路の無菌切断・封止に使われます。設計では、チューブ内径と長さ、デッドボリューム、ポンプ適合、洗い込み・残液、滅菌方式、そして接液材料からの抽出物/浸出物(E&L)の評価が品質に直結します。

使用方法

基本的には、送液・移送する液体と接続先を整理し、チューブ・コネクター・部材構成を決めた流路を設計・調達してから、無菌接続して使います。

1送液・移送する液体と接続元・接続先(バッグ/フィルター/装置)を整理する
2流量・圧力・運転時間とポンプ方式(ペリスタ等)を確認する
3チューブ材質・内径・長さ、デッドボリューム、流路レイアウトを設計する
4無菌コネクター/ディスコネクター、溶着・シールの方式を選ぶ
5フィルター、サンプリング部、ベント、クランプなどの部材を組み込む
6接液材料、E&L、ガンマ滅菌、使用期限、CoAを確認する
7標準品の選定またはカスタムアセンブリの仕様確定・発注を行う
8受け入れ時に外観・ラベル・滅菌表示・完全性を確認する
9無菌コネクター接続またはチューブ溶着で流路を組み、送液・サンプリングを行う
10使用後はチューブシール・ディスコネクターで切り離し、記録のうえ廃棄する
実際の構成は、液種、流量・圧力、接続先、滅菌・E&L要件、ポンプ方式、GMP要件によって変わります。チューブ溶着・シールやコネクター操作はバリデーション済みの手順と適合材料の範囲で運用します。

関連製品

掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)