同一性確認は、その製品が「目的の分子そのものである」ことを示す試験です。タンパク質ではペプチドマッピングやインタクト質量、核酸では配列・制限酵素マッピング、低分子ではNMR/IR/MSなど、モダリティに応じた手法で構造を確認します。
| 手法 | 原理 | 何が分かる | 使い分け |
|---|---|---|---|
| ペプチドマッピング(LC-MS) | 酵素消化後のペプチドを質量で照合 | 一次構造・配列カバレッジ | タンパク質の標準的同定 |
| インタクト/サブユニット質量(LC-MS) | 分子全体の質量を測定 | 分子量・修飾の一致 | 迅速な同一性確認 |
| 配列解析(NGS/Sanger) | 塩基配列を決定・照合 | 核酸・遺伝子配列の一致 | プラスミド/ベクター/細胞株 |
| 制限酵素マッピング | 切断パターンを電気泳動で確認 | プラスミド構造の一致 | プラスミドの簡易同定 |