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同一性確認(アイデンティティ)とは?

同一性確認は、その製品が「目的の分子そのものである」ことを示す試験です。タンパク質ではペプチドマッピングやインタクト質量、核酸では配列・制限酵素マッピング、低分子ではNMR/IR/MSなど、モダリティに応じた手法で構造を確認します。

同一性を確認する理由
取り違え・変異がないことを示す基本要件
規格・出荷判定に必須の項目
モダリティで適した手法が大きく異なる

手法の比較 ― どの方法で測るか

手法原理何が分かる使い分け
ペプチドマッピング(LC-MS)酵素消化後のペプチドを質量で照合一次構造・配列カバレッジタンパク質の標準的同定
インタクト/サブユニット質量(LC-MS)分子全体の質量を測定分子量・修飾の一致迅速な同一性確認
配列解析(NGS/Sanger)塩基配列を決定・照合核酸・遺伝子配列の一致プラスミド/ベクター/細胞株
制限酵素マッピング切断パターンを電気泳動で確認プラスミド構造の一致プラスミドの簡易同定
こんな場面で使う
  • 原薬・製剤の同一性確認
  • セルバンク・ベクターの同定
  • 配列・構造の一致確認
主な測定項目
  • 配列・質量の一致
  • ペプチドカバレッジ
  • 制限酵素パターン一致
同一性を評価するときのポイント
モダリティに応じた手法を選ぶ
ペプチドマッピングはカバレッジを担保する
参照標準との直接比較で照合する
核酸は配列・トポロジーを併せて確認する
低分子はNMR/IR/MSを組み合わせる
規格としての判定基準を明確にする

この分析に使う製品・装置

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