抗体フラグメント製造 基準工程マップ
全 18 工程 ・ 8 フェーズ
切替条件
◇=この条件で基準が変わる工程・●=共通。
01
宿主・コンストラクト設計
一言糖鎖タンパク質に付加される糖の鎖状構造で、抗体の有効性・免疫原性などに影響する重要な品質特性。不要なFab重鎖の一部と軽鎖がジスルフィドで連結した約50kDaの抗体フラグメント。2本鎖で折りたたみがやや複雑。を大腸菌で安価に作り、鎖間ジスルフィドを正しく組ませる発現目的タンパク質をコードする遺伝子を宿主細胞内で転写・翻訳させ、機能的なタンパク質として産生させる工程。様式の選択。
基準法E. coli ペリプラズム分泌大腸菌の内膜と外膜の間(ペリプラズム)へ目的タンパク質を輸送する発現。発現
装置
微生物用シングルユース使い捨ての樹脂製バッグや容器を用いる製造方式です。洗浄・滅菌の手間を減らせる一方、ステンレス設備と比べて特徴が異なり、目的に応じて選び分けます。詳しく →撹拌槽撹拌翼で機械的に混ぜ、スパージャーで通気する最も標準的なバイオリアクターの型式。: Sartorius BIOSTAT STR撹拌翼で機械的に混ぜ、スパージャーで通気する最も標準的なバイオリアクターの型式。 Generation 3(マイクロビアル仕様, 50〜2000 L)/Eppendorf BioBLU 3f・5p Single-Use Vessel(ベンチ)/Cytiva Xcellerex XDR-50〜500(ステンレス代替: Sartorius BIOSTAT D-DCU)。プロセス開発はDASGIP/BioFlo 320制御。微生物発酵用バイオリアクター(SIP対応ベンチ/パイロット発酵槽)小型バイオリアクター
試薬
宿主: E. coli W3110・BL21(DE3)派生株、ペリプラズム大腸菌の内膜と外膜の間の区画。細胞質より酸化的で、ジスルフィド結合が形成されやすい。分泌用シグナル配列タンパク質をペリプラズムへ送るためN末端に付ける、宛先ラベルに相当する配列。(pelB/OmpAタンパク質をペリプラズムへ送るためN末端に付ける、宛先ラベルに相当する配列。/STII)。誘導: IPTG大腸菌などで目的タンパク質の発現スイッチを入れる試薬で、培養の適切な時点で加えて生産を開始させます。詳しく →(Merck/Sigma I6758, Carbosynth)またはリン酸枯渇プロモーターRNAポリメラーゼが結合して転写を開始するDNA上の特定の塩基配列領域。(phoA)。共発現シャペロンタンパク質の折りたたみを助ける分子。共発現させると折りたたみ効率が上がり凝集が減ることがある。: DsbCペリプラズムでジスルフィド結合の形成と組み直しを担う酵素群。DsbAが導入しDsbCが誤対合を直す。/DsbAペリプラズムでジスルフィド結合の形成と組み直しを担う酵素群。DsbAが導入しDsbCが誤対合を直す。(ジスルフィド異性化アスパラギン酸の形が変わる化学的分解。CDR内で起きると抗原への結合力が落ちうる。)。プロテアーゼタンパク質を分解する酵素。破砕で放出され目的物を分解するため低温や阻害剤で抑える。欠損: ΔTsp/spr変異株。培地細胞を体外で生存・増殖させるために必要な栄養・エネルギー源・成長因子などを含む液体または固体の環境基盤。: 規定(minimal)培地+グルコース微生物発酵でエネルギー源となる糖類などの炭素源と、目的遺伝子の発現を促す誘導物質のことです。詳しく →/グリセロール微生物発酵でエネルギー源となる糖類などの炭素源と、目的遺伝子の発現を促す誘導物質のことです。詳しく →。発現誘導試薬(IPTG・オートインダクション用ラクトース)発現プラスミド・哺乳類発現ベクター(選択系含む)大腸菌 高密度発酵用培地・フィード
◇ 条件で分岐大腸菌・ペリプラズム分泌Fab / 哺乳類細胞・scFv-Fc/Fc融合フラグメント
大腸菌・ペリプラズム分泌FabE. coli ペリプラズム分泌発現
哺乳類細胞・scFv-Fc/Fc融合フラグメントCHO等の哺乳類細胞を宿主とし、シグナルペプチド付きscFv-Fc/Fc融合コンストラクトを培養上清へ分泌発現させる設計
フェーズをタップで工程を表示
公開情報にもとづく一般的な整理です。実際の構成は条件により異なります。