シリーズ全8本・合計 約45分
ADCをどう作るか
抗体に薬を結合させる工程と、結合の数と位置の決め方、原料の調達までを、作る順に理解できます。
入門1本基本4本実務3本1本目から読む- 入門この分野がはじめての人は、ここから読んでください。
ADC(抗体薬物複合体)とは?抗体・リンカー・薬物の役割ADC(antibody-drug conjugate、抗体薬物複合体)は、標的の抗原に結合する抗体に、細胞傷害性の薬物をリンカーでつないだ医薬品です。1本目・約6分- 基本仕組みと決まりを、ひとつずつ説明します。
ADCのコンジュゲーションとDARの決め方DAR(drug-to-antibody ratio、抗体1分子あたりの平均薬物結合数)は、ADCのコンジュゲーションの設計の出発点となる数字です。2本目・約5分
部位特異的コンジュゲーションとは?均一DARを実現するADCの結合技術部位特異的コンジュゲーションは、抗体薬物複合体(ADC)を作るときに、薬物を抗体の決まった位置に決まった数だけ結合させる技術です。3本目・約5分
無細胞タンパク質合成とは?ADCの結合点を1か所に決められる仕組みADC(抗体薬物複合体)の代表的な製品の一つ、トラスツズマブ エムタンシン(Kadcyla、T-DM1)の薬物の数は、平均で約3.5個が目標です。4本目・約7分
ADCのペイロード・リンカー供給:先に詰まるのは抗体ではないADCの製造日程を縛るのは抗体ではなく、抗体につなぐ薬物(ペイロード)と、抗体と薬物をつなぐリンカーを、いつ、どこで、どれだけ作ってもらえるかです。5本目・約5分- 実務現場で迷う判断と、確かめる手順を説明します。
ADCの結合位置は測れても、製造で分けられない? 位置異性体と精製の限界ADC(抗体薬物複合体)の平均DAR(drug-to-antibody ratio、抗体1分子あたりの平均薬物結合数)とDAR分布が前のロットと同じでも…6本目・約7分
エキサテカン系ADCの凝集、リンカー設計でどう抑えたかDAR(1抗体あたりに結合した薬物の数)を上げれば、1つのADCが運べる薬物は増えます。それでも高DARにできない理由の一つが、凝集です。7本目・約5分
部位特異的ADC、詰まるのは化学より工程のつなぎ目部位特異的コンジュゲーションの方式を比べるとき、何を見ればよいのでしょうか。結合の効率や、DAR(1抗体あたりに結合した薬物の数)のそろい方に目が行きます。8本目・約5分