臨床試験GCPで実施
臨床のQT評価(TQT試験・濃度-QTc解析)
Thorough QT / concentration-QTc analysis
薬が心電図の QT 間隔を延ばすかを、ヒトで確かめる評価です。専用の試験(TQT 試験)を行う方法と、第I相試験などで集めたデータから濃度と QTc の関係を解析する方法があります。
方法と読み出し
- TQT 試験:健康な人で、治療の量、それを超える量、プラセボ、陽性対照(モキシフロキサシン)を比べる
- 濃度-QTc 解析:第I相の用量漸増試験で、血中濃度と心電図を同じ時間に測り、モデルで関係を表す
- 判断の目安:QTc の延長の平均がおよそ5 ms、片側95%信頼区間の上限が10 ms を下回るか
- 心電図:決まった時間に複数回記録し、中央の施設でまとめて読み取ることが多い
いつ行うか
第I相から第II相のころに行います。第I相試験の計画の段階で、心電図の測り方を決めておきます。
関わるガイドライン
使う製品・ツール・受託先
用語集では
QT間隔:心電図で心室の興奮から再分極までを表す区間。hERG阻害で延び、危険な不整脈につながりうる。 用語のページへ