BIOPROCESS MEDIA
やることから探す工程マップ解説記事
製品一覧装置・試薬・資材を、分野とカテゴリから引く仕様で比べる膜・樹脂・フィルターを、型番と仕様でメーカー横断に並べる製品ガイドカテゴリごとに、選ぶときの見どころを解説メーカーから探す社名・日本のメーカーから引く
受託企業分析
アッセンブリー依頼図メーカーに渡す最初の依頼図を、部品を置いてつなぐだけで作るバイオプロセス設計装置を置いてつなぎ、工程の流れ図と実験計画書の下書きを作る計算ツール培養・精製・分析でよく使う計算を、入力するだけで
製品ニュース
EN
ホーム/解説記事/低分子医薬
低分子医薬基礎知識・製造工程シリーズインスリン・GLP-1とペプチド医薬9/11実務

セマグルチドの固相合成:スケールアップで詰まる場所

Proglenth 編集部公開 2026-07-22更新 2026-10-09約7分で読めます
セマグルチドの固相合成:スケールアップで詰まる場所

米国の肥満症薬Wegovyには、週1回2.4 mgの注射と、2025年12月に承認された1日1回25 mgの錠剤があります。1人が1年に使う原薬原薬。精製を終えた有効成分そのもので、製剤化する前の段階を指す。詳しく →は、注射で約125 mg、錠剤で約9,100 mgです。同じ患者数でも、飲む薬にすると原薬は73倍要ります。

セマグルチドは31個のアミノ酸がつながったペプチドで、分子量は約4,100です。この量を何で賄うのか。先発のノボ ノルディスクは、骨格の大部分を酵母に作らせ、酵母が作れないAibを含む末端と脂肪酸の側鎖を化学で作って、あとからつなぐルートとされます。骨格を樹脂の上で化学的に組む固相合成(SPPS不溶性の固体樹脂上でアミノ酸を順次縮合してペプチド鎖を伸長する化学合成法。詳しく →)は、後発品を狙う各社や受託メーカーが検討する、別のルートです。インドでは2026年3月に特許期間が終わったと報じられ、現実味が増しています。ただし固相合成は、ペプチド複数のアミノ酸がペプチド結合でつながった中分子化合物で、タンパク質より鎖が短いものを指す。詳しく →製造の平均で、原薬1 kgに対して約13,000 kgの物質を動かす工程です。スケールが上がるほど、どこで詰まるかが原価を決めます。

製造や調達を担当する人にも、受託先の提案書を読む購買、営業、品質保証の人にも、固相合成のスケールアップで何を確かめるべきかが分かる内容です。

この記事の要点

  1. 原薬の必要量が桁で増えると、収率1ポイントの差は、そのまま大きな物量の差として現れます。需要の桁 ― 飲む薬は注射の73倍 ↓
  2. 加温は難しい配列への万能の解ではなく、別の不純物と引き換える選択です。縮合34回とAib ― 取りこぼしが溜まる場所 ↓
  3. 固相合成のスケールアップでは、溶媒の量と精製の段数が、原価を左右します。溶媒と精製 ― 洗うための溶媒、似た不純物 ↓

需要の桁 ― 飲む薬は注射の73倍

飲み薬の原薬量は、吸収率でほぼ決まります。

ペプチドは胃で壊され、腸の壁も通りにくい分子です。経口のセマグルチドは、SNAC(サルカプロザートナトリウム)という吸収を助ける添加物と一緒に錠剤にして、胃のなかで吸収させます。それでも吸収率は1%前後です。注射のほぼ100分の1しか届かないので、そのぶん多く飲みます。

この物量を、どのルートで作るのか。酵母に骨格を任せる先発のルートと、樹脂の上で化学的に組む固相合成の違いはGLP-1受容体作動薬の製造ルートとペプチド医薬の組換えと化学合成で比べています。ここからは、固相合成で作ると決めたときの、スケールアップの詰まりどころを順に見ます。

原薬の必要量が桁で増えると、収率1ポイントの差は、そのまま大きな物量の差として現れます。

縮合34回とAib ― 取りこぼしが溜まる場所

骨格を組むだけで、アミノ酸をつなぐ縮合を30回、側鎖を乗せると合わせて34回です。

縮合1回の成功率が99.0%でも99.5%でも、差は0.5ポイントにすぎません。ところが34回重ねると、全長の取り分は71%と84%で、13ポイント開きます。取りこぼした鎖は、アミノ酸が1個抜けた欠失体あるサイクルでカップリングが取りこぼされ、その残基が抜けた全長より短いペプチド。詳しく →として樹脂に残り、全長との差が小さいので、あとから取り除くのが難しい不純物です。鎖が長いほど、取りこぼしが掛け算で効く点は、核酸の固相合成も同じです(オリゴ核酸の固相合成)。基本の繰り返しはペプチド医薬の固相合成で解説しています。

セマグルチドには、とくに成功率が落ちやすい場所があります。8位のAib(2-アミノイソ酪酸α炭素に二つのメチル基をもつ非天然アミノ酸で、DPP-4などのプロテアーゼによる切断に対する耐性を高めるために置換に用いられる。詳しく →)です。天然のGLP-1は、DPP-4血中に存在するプロテアーゼで、GLP-1のN末端側を切断して不活性化する酵素。詳しく →という酵素に末端から切られて数分で消えますが、この位置に炭素のメチル基が二つ付いたAibを入れると、酵素が取りつきにくくなります。セマグルチドの半減期が約1週間に延びたのは、脂肪酸の側鎖とAibの合わせ技です。

製造では、そのかさ高さが縮合を邪魔します。Aibにつなぐときも、Aibの上に次の残基を乗せるときも、反応が遅くなり、取りこぼすと欠失体が残ります。手は二つで、縮合を2回繰り返すか、加温するかです。CEMのマイクロ波合成機のように、加温しながら回す装置があります。ただし温度を上げると、N末端のヒスチジン弱酸性域で電荷が変わるアミノ酸。タンパク質の中では pH が下がると結合の仕方を変える要になり、製剤では弱酸性域の緩衝剤として抗体の安定化に使われる。詳しく →の立体が反転するエピマー化アミノ酸のα炭素の立体配置が反転し、本来のL体にD体が混じる副反応。詳しく →も進みやすくなります。

加温は難しい配列への万能の解ではなく、別の不純物と引き換える選択です。

この記事に関連する製品ガイド
分取RP-HPLCカラム→LC-MS→凍結乾燥機→
無料ニュースレター

こうした解説記事と、装置・試薬の新製品ニュースを、毎週水曜の朝にメールでお届けします。登録は無料で、いつでも解除できます。

登録によりプライバシーポリシーに同意したものとみなします。閲覧の記録(どのページから、どの会社のサイトへ移ったか)を、ご案内のために使います。

側鎖の位置 ― 26位だけを開ける

脂肪酸の側鎖は、リシンのアミノ基に付けます。

セマグルチドの土台になるGLP-1の配列にはリシンが二つあり、26位と34位です。34位はアルギニンに置き換えてあるので、側鎖を付けるリシンは26位の1か所だけです。骨格を伸ばしているあいだ、26位の側鎖は保護基化学合成中に反応させたくない官能基を一時的にマスクする化学基で、目的の反応後に除去されてもとの官能基が露出する。詳しく →で塞いでおき、骨格が組み上がってから、その1か所だけを開けて側鎖を乗せます。使うのは、ほかの保護基と条件が重ならない、直交保護と呼ばれる組み合わせです。Mttは1〜2%の薄いTFAで、ivDdeは2%のヒドラジンで、AllocはパラジウムのPd(0)錯体で外れます。

POINT

直交保護の選択は、樹脂と配列との相性で決まります。Mttを外す薄いTFAは、酸に弱い樹脂から鎖を落としてしまうことがあります。ivDdeを外すヒドラジンは、Fmocが残っている鎖に触れると余計な脱保護を起こします。Allocを外すパラジウムは、硫黄を含む残基があると触媒が働きにくくなります。骨格を組み終えてからでは戻れないので、最初に決めます。

側鎖の中身は、効き目を決めています。リラグルチドは炭素16個のパルミチン酸をγ-グルタミン酸グルタミン酸のγ位カルボキシル基を介して結合するアミノ酸で、リピデーションのスペーサー構成要素として用いられる。詳しく →1段で付けた構造で、半減期は13時間、1日1回の投与です。セマグルチドは炭素18個の二酸を、γ-グルタミン酸と、AEEA短いエチレングリコール鎖を繰り返し単位とする親水性スペーサーで、脂質部分をペプチド表面から適切な距離に配置するために使われる。詳しく →という短いリンカー2段で伸ばしています。血中のアルブミンに99%を超えて結合し、投与間隔は1日から1週間に延びました。側鎖を伸ばす役割はGLP-1ペプチドの脂質化にあります。

側鎖の4段(γ-グルタミン酸1段、AEEA2段、末端の二酸1段)は、樹脂の上で1段ずつ縮合する方法と、あらかじめ作り置いた側鎖付きのリシンを1回で入れる方法があります。後者は縮合を1回に減らせますが、側鎖付きのリシンという特殊な原料を、調達するか別に作る必要があります。

溶媒と精製 ― 洗うための溶媒、似た不純物

固相合成の工程表は、洗浄で埋まっています。

縮合のたびに、脱保護のあとと縮合のあとに樹脂を洗います。34回の縮合では、洗浄が合わせて200回を超えることも珍しくありません。ACS GCI Pharmaceutical Roundtableの会員企業が、ペプチドの40の製造プロセスを集計した報告があります。投入した物質の総量を製品1 kgで割ったPMIは、固相合成の平均で約13,000でした。低分子医薬の中央値は168〜308、抗体などの生物学的製剤は約8,300です。固相合成は、桁が一つ違います。背景には、反応を進めるために過剰に使う溶媒と試薬があります。

主力の溶媒であるDMFとNMPは、EUで規制の対象です。NMPは2020年から、DMFはその後に、作業者のばく露の上限(DNEL)を守ることが、製造の条件になりました。換気とばく露の測定が、製造所の固定費に変わります。洗浄の回数を減らす、洗浄溶媒を回収して使い直す、溶媒そのものを置き換える、の三つが打ち手です。ただし、置き換えた溶媒が樹脂を十分に膨潤させないと、縮合の成功率が落ちて欠失体が増えます。

樹脂から切り出した液には、全長によく似た分子が並んでいます。欠失体、エピマー体、脂肪酸が付かなかったもの、側鎖が別の位置に付いた位置異性体です。どれも全長と近く、分取の逆相クロマトグラフィー疎水性の差でペプチドやオリゴを分離する液体クロマトグラフィーのこと。詳しく →で分けるしかありません。YMCやPhenomenexの分取カラムが使われます。選択性の違う条件を二段組むことがありますが、段を足すたびに収率が削られます。粗生成物の純度が低いほど、精製の段数が増えるので、精製の設計は縮合の設計の結果です(不純物の見方はペプチドの不純物プロファイリング、残る溶媒は残留溶媒の管理)。

固相合成のスケールアップでは、溶媒の量と精製の段数が、原価を左右します。

明日から確かめられること

固相合成のルートで原薬を頼む、あるいは自社で組むときの確認点です。

  • 縮合を何回回すか。側鎖は樹脂の上で1段ずつか、作り置きを1回で入れるか
  • Aibの前後を、二重縮合か加温のどちらで通しているか。加温なら、ヒスチジンのエピマー化を見ているか
  • 直交保護は何で、樹脂の酸への強さとほかの保護基の条件と合っているか
  • 粗生成物の純度と、精製の段数、段ごとの収率
  • 1 kgの原薬に使う溶媒の総量(PMI)と、回収の計画。DMFとNMPの規制への対応
  • 注射か錠剤か。想定する年間の必要量

分取と分析の装置は、製品データベースの分取・逆相HPLCカラム、クロマトグラフィーシステム、LC-MS、凍結乾燥機で比べられます。

参考文献

  • Kekessie I, et al. Process Mass Intensity (PMI): A Holistic Analysis of Current Peptide Manufacturing Processes Informs Sustainability in Peptide Synthesis. J Org Chem. 2024;89(7):4261-4282.(40のプロセスの集計。PMIは固相合成で約13,000、低分子の中央値168〜308、生物学的製剤約8,300)
  • Chemxplore, Novo Nordisk: FDA Approves Wegovy Oral Pill for Weight Management(2025年12月22日に承認。1日1回25 mg)
  • FDA, RYBELSUS (semaglutide) tablets 添付文書
  • FDA, Semaglutide NDA 213051 Chemistry Review
  • ECHA, REACH Annex XVII entry 71(NMP)
  • Business Today, India's weight loss drug moment: What happens when semaglutide goes generic(2026年3月20日)
シリーズの次(10/11)インスリンとGLP-1の品質分析:HPLC・質量分析・細胞試験の分担→
シリーズインスリン・GLP-1とペプチド医薬9 / 11 本目
インスリンとGLP-1の品質分析:HPLC・質量分析・細胞試験の分担次の記事 10本目・実務・約6分インスリンとGLP-1の品質分析:HPLC・質量分析・細胞試験の分担インスリンの効き目を表す「単位」は、重さに直して扱えます。2019年にWHOが定めたヒトインスリンの新しい国際標準品も…→
  1. 1インスリンアナログの設計と製造とは?速効型・持効型・週1回型の違い
  2. 2組換えインスリンの製造とは?大腸菌と酵母で分かれる工程の全体像
  3. 3プロインスリンのリフォールディング:巻き戻しと酵素変換の止めどき
  4. 4インスリンの精製と結晶化とは?類縁物質を分ける二段と亜鉛の役割
  5. 5ペプチド医薬:組換えと化学合成、長さでは決まらないルートの選び方
  6. 6ペプチド医薬の固相合成(SPPS)とは?取りこぼしが積もる仕組み
  7. 7GLP-1ペプチドの脂質化とは?週1回投与を支える脂肪酸の側鎖
  8. 8GLP-1受容体作動薬の製造ルートをどう選ぶか?分子ごとに違う理由
  9. 9セマグルチドの固相合成:スケールアップで詰まる場所いま読んだ記事
  10. 10インスリンとGLP-1の品質分析:HPLC・質量分析・細胞試験の分担
  11. 11ペプチド医薬の類縁物質プロファイリング:純度の読み方と読み違い
分取RP-HPLCカラム ↗LC-MS ↗凍結乾燥機 ↗#セマグルチド#GLP-1受容体作動薬#固相合成#SPPS
この記事が関わる製造工程低分子医薬/化学合成原薬20工程・4フェーズ合成・反応後処理・晶析製剤・充填品質特性・分析この製造の全体像を工程マップで見る →

次に読む

最初のGMP製造は何Lで打つか:小さく作ると後ろに回るもの最初のGMP製造は何Lで打つか:小さく作ると後ろに回るもの2026-09-21ターンダウン比が大きい槽を選べば、種培養の段は自動で減る?ターンダウン比が大きい槽を選べば、種培養の段は自動で減る?2026-08-21クロマトのスケールアップとは?変えないものと崩れるものクロマトのスケールアップとは?変えないものと崩れるもの2026-07-28溶存酸素とkLa(酸素移動容量係数)とは?培養の酸素はなぜすぐ足りなくなるのか溶存酸素とkLa(酸素移動容量係数)とは?培養の酸素はなぜすぐ足りなくなるのか2026-07-28マイクロキャリア培養とは?付着細胞を撹拌槽で増やす仕組みと選び方マイクロキャリア培養とは?付着細胞を撹拌槽で増やす仕組みと選び方2026-07-28
低分子医薬/化学合成原薬この製造の全体像を、工程マップで見る→
この記事の次に知りたいこと
理解するこの製造の全体像を、工程マップで見る→比較する分取RP-HPLCカラムをスペック・各社で比較→製品を探す製品・メーカーをデータベースで探す→

この記事に関連する工程

化学合成原薬全20工程全工程を見る →
  1. 合成・反応3工程
  2. 後処理・晶析4工程
  3. 製剤・充填2工程
  4. 品質特性・分析11工程
この工程で名前の挙がるメーカー
AgilentBrukerMerckShimadzuWatersHoneywellTeledyne ISCOPfaudler
この記事は参考になりましたか?
Newsletter

この分野の新着を、メールで受け取る

こうした製造・分析・品質の解説記事と、装置・試薬の新製品ニュースを毎週水曜の朝にお届けします。登録は無料で、いつでも解除できます。

登録によりプライバシーポリシーに同意したものとみなします。閲覧の記録(どのページから、どの会社のサイトへ移ったか)を、ご案内のために使います。

この記事の目次
  1. 需要の桁 ― 飲む薬は注射の73倍→
  2. 縮合34回とAib ― 取りこぼしが溜まる場所→
  3. 側鎖の位置 ― 26位だけを開ける→
  4. 溶媒と精製 ― 洗うための溶媒、似た不純物→
  5. 明日から確かめられること→
  6. 参考文献→
シリーズ9 / 11
インスリン・GLP-1とペプチド医薬
  1. 1インスリンアナログの設計と製造とは?速効型・持効型・週1回型の違い
  2. 2組換えインスリンの製造とは?大腸菌と酵母で分かれる工程の全体像
  3. 3プロインスリンのリフォールディング:巻き戻しと酵素変換の止めどき
  4. 4インスリンの精製と結晶化とは?類縁物質を分ける二段と亜鉛の役割
  5. 5ペプチド医薬:組換えと化学合成、長さでは決まらないルートの選び方
  6. 6ペプチド医薬の固相合成(SPPS)とは?取りこぼしが積もる仕組み
  7. 7GLP-1ペプチドの脂質化とは?週1回投与を支える脂肪酸の側鎖
  8. 8GLP-1受容体作動薬の製造ルートをどう選ぶか?分子ごとに違う理由
  9. 9セマグルチドの固相合成:スケールアップで詰まる場所
  10. 10インスリンとGLP-1の品質分析:HPLC・質量分析・細胞試験の分担
  11. 11ペプチド医薬の類縁物質プロファイリング:純度の読み方と読み違い
関連製品
分取RP-HPLCカラム→LC-MS→凍結乾燥機→
関連製品をもっと見る →
各社の製品一覧で見る
逆相HPLCカラム →LC-MS(液体クロマトグラフ質量分析) →凍結乾燥機(フリーズドライ) →
関連記事
混合時間とは?培養槽の混ざり方は何で測り、なぜ規模で変わるのか混合時間とは?培養槽の混ざり方は何で測り、なぜ規模で変わるのか2026-10-20AAV製造の一過性トランスフェクションと安定産生細胞株:違いと選び方AAV製造の一過性トランスフェクションと安定産生細胞株:違いと選び方2026-10-08ターンダウン比とは?槽をどこまで絞れるかが種培養の段を決めるターンダウン比とは?槽をどこまで絞れるかが種培養の段を決める2026-09-22
関連記事をもっと見る →
目次・関連閉じる
この記事の目次
  1. 需要の桁 ― 飲む薬は注射の73倍→
  2. 縮合34回とAib ― 取りこぼしが溜まる場所→
  3. 側鎖の位置 ― 26位だけを開ける→
  4. 溶媒と精製 ― 洗うための溶媒、似た不純物→
  5. 明日から確かめられること→
  6. 参考文献→
シリーズ9 / 11
インスリン・GLP-1とペプチド医薬
  1. 1インスリンアナログの設計と製造とは?速効型・持効型・週1回型の違い
  2. 2組換えインスリンの製造とは?大腸菌と酵母で分かれる工程の全体像
  3. 3プロインスリンのリフォールディング:巻き戻しと酵素変換の止めどき
  4. 4インスリンの精製と結晶化とは?類縁物質を分ける二段と亜鉛の役割
  5. 5ペプチド医薬:組換えと化学合成、長さでは決まらないルートの選び方
  6. 6ペプチド医薬の固相合成(SPPS)とは?取りこぼしが積もる仕組み
  7. 7GLP-1ペプチドの脂質化とは?週1回投与を支える脂肪酸の側鎖
  8. 8GLP-1受容体作動薬の製造ルートをどう選ぶか?分子ごとに違う理由
  9. 9セマグルチドの固相合成:スケールアップで詰まる場所
  10. 10インスリンとGLP-1の品質分析:HPLC・質量分析・細胞試験の分担
  11. 11ペプチド医薬の類縁物質プロファイリング:純度の読み方と読み違い
関連製品
分取RP-HPLCカラム→LC-MS→凍結乾燥機→
関連製品をもっと見る →
各社の製品一覧で見る
逆相HPLCカラム →LC-MS(液体クロマトグラフ質量分析) →凍結乾燥機(フリーズドライ) →
関連記事
混合時間とは?培養槽の混ざり方は何で測り、なぜ規模で変わるのか混合時間とは?培養槽の混ざり方は何で測り、なぜ規模で変わるのか2026-10-20AAV製造の一過性トランスフェクションと安定産生細胞株:違いと選び方AAV製造の一過性トランスフェクションと安定産生細胞株:違いと選び方2026-10-08ターンダウン比とは?槽をどこまで絞れるかが種培養の段を決めるターンダウン比とは?槽をどこまで絞れるかが種培養の段を決める2026-09-22
関連記事をもっと見る →
編集メモ:この記事は Proglenth 編集部が、規制文書・論文・メーカーの公開資料をもとに整理した一般的な解説です。実際の製造方法・管理戦略・品質基準は、製品や企業、各国の規制によって異なり、特定製品の推奨や規制・医療上の助言ではありません。実務で判断するときは、薬局方・ガイドライン(ICH・GMP など)やメーカーの一次情報を確かめてください。誤りやご指摘はお問い合わせからお知らせください。

Proglenth(proglenth.com) https://www.proglenth.com/article/semaglutide-spps-scale-up

About Proglenth

医薬品製造の
記事とデータベース

抗体・細胞治療・遺伝子治療・核酸・低分子原薬の製造を、培養・精製・製剤・分析の工程ごとに扱っています。

  • 工程マップ:製法ごとに工程を並べ、各工程の装置・試薬・試験法を載せています
  • 製品・受託企業:メーカー各社の製品を仕様で並べ、受託企業は分野と工程で絞り込めます
  • 解説記事・製品ニュース:工程や規制の解説と、新製品・業界の動き
工程マップを見る解説記事を読む
Newsletter

新着をメールで受け取る

新着の解説記事と製品ニュースを、毎週水曜の朝にお届けします。登録は無料で、いつでも解除できます。

登録によりプライバシーポリシーに同意したものとみなします。閲覧の記録(どのページから、どの会社のサイトへ移ったか)を、ご案内のために使います。

BIOPROCESS MEDIA

医薬品製造のニュースと解説記事、製品・メーカー・受託企業のデータベースを載せています。

モダリティ

抗体医薬細胞治療遺伝子治療

コンテンツ

記事一覧計算ツール規制ガイドライン早見表非臨床・臨床試験規制・ガイドラインの新着技術トレンド用語集分析から探す製品ガイド受託企業データベース展示会・学会カレンダー製品ニュースウェビナー特集:再生医療マイリスト(保存・見積リスト)

Proglenth

運営者情報・編集方針ニュースレター会員向けの記事お問い合わせ公式パートナー募集プライバシーポリシー利用規約English edition
© 2026 Proglenth
ホーム記事ニュースマイリスト