ICHDMPK・薬物相互作用

M10生体試料中薬物濃度分析法バリデーション及び実試料分析

Bioanalytical Method Validation and Study Sample Analysis

毒性試験と臨床試験で、血液などの生体試料に含まれる薬の濃度を測る方法について、バリデーションと実試料の分析の要件を示したガイドラインです。2022年5月に最終化されました。

要点

  1. クロマトグラフィー(LC-MS/MS など)とリガンド結合法(ELISA など)の両方を扱います。低分子と、抗体などのバイオ医薬品の両方が対象です。
  2. 真度と精度の判定基準は、クロマトグラフィーで±15%(定量下限では±20%)、リガンド結合法で±20%(定量の下限と上限では±25%)です。
  3. 実試料を測り直す再分析(ISR)で、測定の再現性を確かめます。測り直した試料の3分の2以上が、クロマトグラフィーで±20%、リガンド結合法で±30%の差に収まることを求めます。
  4. 抗薬物抗体(ADA)などの免疫原性の測定と、バイオマーカーの測定は対象外です。

読む場面

毒性試験や臨床試験の血中濃度の測定法をバリデーションするとき、バイオアナリシスを受託先に頼むとき。

  • 毒性試験で血中濃度(曝露)をどう測る?非臨床試験(受託試験で行うもの)
  • 臨床試験の血中濃度の測定法をバリデーションするには?臨床試験
  • バイオマーカーの測定法のバリデーションは?免疫原性・バイオマーカー
  • 血中濃度の測定法のバリデーションと再分析(ISR)は?薬物動態・製剤

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