代謝物の同定(MIST)
Metabolite identification / MIST
候補の薬が体の中でどんな物質(代謝物)に変わるかを調べ、構造を決める試験です。ヒトで多くできる代謝物が、毒性試験の動物でも十分にできているかを確かめます。
方法と読み出し
- in vitro:ヒトと動物の肝細胞・ミクロソームで代謝物を作り、種による違いを比べる
- in vivo:動物とヒトの血漿・尿・糞の中の代謝物を調べる
- 測定:高分解能の LC-MS で構造を推定し、必要に応じて NMR で確かめる
- 判断の目安:ヒトでの曝露が、薬に関連する物質全体の10%を超え、毒性試験の動物よりヒトで明らかに多い代謝物は、追加の非臨床評価を考える(ICH M3(R2))
いつ行うか
探索の段階で代謝されやすい部位を見つけるときから、第I相試験の血漿で代謝物を確かめるときまで行います。