ADME・薬物動態

膜透過性試験(Caco-2・PAMPA)

Permeability (Caco-2 / PAMPA / MDCK)

化合物が腸の細胞の層を通り抜ける速さを測り、飲んだときにどれだけ吸収されそうかを予測する試験です。排出のトランスポーター(P-gp など)に運ばれるかも調べられます。

方法と読み出し

  • Caco-2:ヒトの大腸がん由来の細胞を約3週間培養して膜を作り、両側の濃度から見かけの透過係数(Papp)を出す
  • 双方向の試験:排出の向きと吸収の向きの Papp の比(排出比)が2以上なら、排出のトランスポーターの基質を疑う
  • PAMPA:細胞を使わない人工の膜で、受動的な透過だけを手早く比べる
  • MDCK 細胞:P-gp などの遺伝子を入れた細胞で、トランスポーターの関わりを調べる

いつ行うか

リードの最適化の段階で行います。BCS の分類で透過性が高いことを示すときにも使います(ICH M9)。

関わるガイドライン

使う製品・ツール・受託先

用語集では

Caco-2:ヒト大腸がん由来の細胞株。単層が小腸上皮に近く、腸吸収の見込みを試験管内で測るのに使う。 用語のページへ

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