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2026.10.19•GSK

GSK、米ペンシルベニア州アッパーメリオンに8億ドル超、バイオ医薬の製造棟とパイロットプラントを1か所に

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Photo: Parsoa Khorsand / Unsplash

英GSKが、米ペンシルベニア州アッパーメリオン・タウンシップの拠点に8億ドル超を投じ、バイオ医薬品の商業生産と研究開発を1か所にまとめた拠点につくり替えると、同州のジョシュ・シャピロ知事が10月9日に発表しました。既存の建屋を取り壊して建て直す計画で、着工は2027年の予定です。新たな雇用は5年間で300人超を見込みます。生産能力や稼働開始の時期、具体的な品目は公表していません。

製造棟の隣に置くパイロットプラント

州の発表によると、新たに整える施設には次のものが含まれます。臨床用と商業用の両方を供給できる商業規模のバイオ医薬品製造棟、その隣に置く研究開発用のパイロットプラント、そして品質管理(QC)を集約するラボと、製造技術を支えるMSAT(製造科学・技術)の拠点です。パイロットプラントを製造棟と並べる狙いを、発表は「技術移管とプロセス開発を速めるため」と説明しています。

バイオ医薬品の工程は、開発部門の小さな設備で組み立てたあと、商業生産の大きな設備へ移します。この技術移管では、槽の大きさや設備の違いで品質がずれていないかを確かめ直します。開発と製造の拠点が離れているほど、手順書の受け渡しや担当者の行き来に時間がかかります。分析も同じで、試験法を別のラボへ移すと結果が合わないことは珍しくありません。開発、製造、QC、MSATを同じ敷地に置く今回の構成は、こうした受け渡しを1つの拠点の中で済ませる設計です。

呼吸器とがんに向けた「フレックスファクトリー」

GSKは2025年9月に発表した米国投資計画の中で、アッパーメリオンでのバイオ医薬品「フレックス」工場の着工をすでに挙げていました。米Fierce Pharmaによると、同拠点のサイトディレクターであるJohn Jewett氏は、新工場を「次世代フレックスファクトリー」と呼び、呼吸器疾患とがんの新薬の供給に重点を置くと述べています。そのうえで「今回の投資は、1つの製造棟をはるかに超えるもの」だと強調しました(発言は編集部訳)。複数の品目を切り替えて生産する多品目対応の工場を想定していることがうかがえます。

同社は2024年10月にも、同じ州のマリエッタ工場で規模と能力を倍にする8億ドルの拡張を発表しており、シャピロ知事の就任後、州内での大型投資は今回で2件目です。米国ではBMSのヒューストンの多品目工場のように、品目を1つに決めずに建てる投資が続いています。

新しいバイオ医薬品を市場に出すまでの時間を左右するものの1つが、開発から商業生産への受け渡しです。GSKは、その受け渡しを1つの敷地に収めるために、既存の建屋を壊すところから始めます。

※ 本ページは2026年10月9日のペンシルベニア州知事室の発表と、Fierce Pharmaの報道をもとにした紹介です。詳細・数値は一次情報もあわせてご確認ください。

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本記事はメーカーの公式発表をもとに、Proglenth編集部が独自に見出し・要約・解説を加えて整理したものです。正確性には努めていますが、最終的な仕様・条件は各社の公式情報・一次情報をご確認ください。編集の考え方は編集方針に記載しています。

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