シリーズ全6本・合計 約40分

低分子医薬品の製造と製剤化

原薬の合成工程から、難溶性薬物の製剤化、固体分散体と噴霧乾燥、造粒、打錠まで、低分子の飲み薬ができるまでを順に解説します。

1本目から読む
  1. 低分子原薬(API)の製造工程とは?化学合成から結晶化・乾燥まで低分子原薬(API)の製造工程とは?化学合成から結晶化・乾燥まで新薬のニュースはバイオ医薬品が占める割合が増えましたが、実際に処方箋で出回る医薬品の大半は、いまも化学合成でつくられる「低分子医薬」です。1本目・約9分
  2. 難溶性薬物の製剤化とは?ASD・ナノ結晶・脂質製剤の選び方難溶性薬物の製剤化とは?ASD・ナノ結晶・脂質製剤の選び方1998年、エイズ治療薬リトナビル(Norvir)のカプセルが、販売開始から約2年で、溶出試験に合格しないロットを出し始めました。2本目・約7分
  3. 固体分散体とは?非晶質で溶けやすくする仕組みと再結晶のリスク固体分散体とは?非晶質で溶けやすくする仕組みと再結晶のリスクHIV治療薬のカレトラ(ロピナビルとリトナビルの配合剤)は、もともと冷蔵庫で保管する軟カプセルで、標準的な用量では1日6カプセルを飲む薬でした。3本目・約6分
  4. 噴霧乾燥(スプレードライ)とは?溶けにくい薬を一瞬で乾かす理由噴霧乾燥(スプレードライ)とは?溶けにくい薬を一瞬で乾かす理由錠剤の中の薬が、液をほんの一瞬で乾かして作った粉であることがあります。たとえば嚢胞性線維症の治療薬 Kalydeco(イバカフトル)は、薬が水にほとんど溶けないため…4本目・約6分
  5. 湿式造粒と乾式造粒の違いとは?直打との使い分けとよくある失敗湿式造粒と乾式造粒の違いとは?直打との使い分けとよくある失敗錠剤の多くは、原料の粉をいったん粒にしてから打たれています。わざわざ手間をかけるのは、粉のままだと流れが悪く、混ぜた成分も途中で分かれてしまい…5本目・約6分
  6. 打錠とは?重量・硬度・崩壊を両立させる条件とよくある不具合打錠とは?重量・硬度・崩壊を両立させる条件とよくある不具合2008年4月、米国で心臓の薬ジゴキシンの錠剤 Digitek が、全規格にわたって回収されました。6本目・約6分

ほかのシリーズ

シリーズ全8本・約51分バリデーションの基本

要求仕様書(URS)から装置の適格性評価、プロセスバリデーション、洗浄バリデーション、コンピュータ化システムまでを、上流から順に解説します。前の段の成果物が次の段の前提になるので、この順に読むと全体がつながります。

シリーズ全10本・約68分GMPと品質保証の仕組み

GMPの基本から、逸脱・OOS・CAPA・変更管理、年次照査、データインテグリティ、品質リスクマネジメントまで、品質保証の仕組みを解説します。査察で問われる点も各記事で取り上げています。

シリーズ全8本・約51分分析法バリデーションと試験の信頼性

特異性・検出限界・頑健性といった分析法バリデーションの項目から、システム適合性、標準物質、分析法の移管、校正まで、試験の数字を信頼できるものにする手順を解説します。

シリーズ全10本・約71分無菌製造と汚染管理

清浄度クラスから無菌操作、環境モニタリング、エンドトキシン、除菌ろ過、蒸気滅菌、汚染管理戦略(CCS)まで、無菌性保証の考え方を順に解説します。最後に、改訂Annex 1で何が変わったかを整理しています。

シリーズ全8本・約52分製薬用水と製造設備

注射用水(WFI)の規格と水システムの方式から、純蒸気・圧縮空気、CIP・SIP、乾熱脱パイロジェン、交差汚染と封じ込めまで、製造を支える設備を解説します。

シリーズ全8本・約49分申請と承認後の変更

CTDの構成と規格の決め方から、管理戦略、製法変更の比較可能性、ICH Q12、技術移管、査察まで、申請から承認後の変更管理までを順に解説します。

シリーズ全6本・約40分低分子医薬品の不純物管理

類縁物質の閾値から、残留溶媒、元素不純物、遺伝毒性不純物とニトロソアミンまで、低分子医薬品の不純物管理をICHのガイドラインに沿って解説します。

シリーズ全10本・約66分DMPKの基本

脂溶性と膜透過性から、吸収、タンパク結合、代謝、血中濃度の読み方、薬物相互作用まで、薬が体の中でどう動くかを順に解説します。

シリーズ全9本・約59分非臨床安全性試験の組み立て

毒性試験と安全性薬理の全体像から、遺伝毒性、hERG、トキシコキネティクス、初回投与量の決め方まで、臨床に入る前の安全性評価を順に解説します。

シリーズ全9本・約60分抗体医薬の培養(上流工程)

CHO細胞を使う理由から、シードトレイン、フィード設計、溶存酸素とpHの制御、スケールアップ、灌流培養まで、抗体の培養工程を流れに沿って解説します。

シリーズ全8本・約54分抗体医薬の精製(下流工程)

ハーベストと清澄化から、Protein A、低pHウイルス不活化、ポリッシング、UF/DF、ウイルスクリアランスまで、抗体の精製工程を流れに沿って解説します。

シリーズ全9本・約57分抗体医薬の品質分析

純度と凝集体、電荷異性体、糖鎖、ペプチドマッピング、宿主由来の不純物、力価試験まで、抗体の規格試験で何を測り、結果をどう読むかを解説します。

シリーズ全9本・約58分バイオ医薬品の製剤設計

処方の組み立てから、pHと緩衝液、安定化剤、界面活性剤、浸透圧、凍結乾燥か液剤かの判断まで、注射剤の製剤設計を順に解説します。