BioProcess International East 2026が、9月22日にボストンのハインズ・コンベンションセンターで始まりました。会期は25日までです。上流・下流の工程開発、分析法開発、製造戦略、そして新しいモダリティを扱う会議で、この分野では最大級の場になります。
今年の構成で目を引くのは、単独開催ではないところです。Cell & Gene Therapy International、RNA Leaders USA Congress、LSX USA Congress、Obesity Science & Innovation が同じ会場に並びます。主催者側の数字では、この集合体で48か国から5,000人以上が集まる見込みで、BioProcess International 単体でも3,000人を超える規模だとしています。出展は250社以上、学術ポスターは200件を超えます。
買収のあとに何が残ったかを見せる場
主催者が前面に出しているのは、買収で1つになった開発陣が、合流後のパイプラインを示すという点です。Eli Lilly と Orna、BMS と Orbital、AbbVie と Capstan、BioNTech と CureVac といった組み合わせが挙げられています。
この視点は、製造側の読者にとっても他人事ではありません。パイプラインが統合されるということは、どちらのプラットフォームを残すかが決まるということです。細胞株、ベクターの設計、精製の並びのどれを引き継ぐかで、必要になる設備も、外に出す工程も変わります。ウイルスベクターの受託先を選ぶ側から見れば、買い手側のプラットフォームに寄せられた瞬間に、引き合いの中身が入れ替わります。
会期中の発表は、これから
装置や樹脂の新製品は、例年この会期に合わせて出てきます。今年どこから何が出るかは、開幕時点では分かりません。分かっているのは場所と日程と規模だけです。
肥満症の科学を扱う会議が同じ会場に入った点は、需要側の変化を映しています。GLP-1関連のペプチドとデバイスが、バイオプロセスの会議と同じ屋根の下に来ました。
同じ会場に5つの会議を詰めるという主催者の判断そのものが、モダリティの境目が薄くなったという読みを示しています。
※ 本ページは公開情報をもとにした紹介です。会期・規模・プログラムの詳細は公式情報をご確認ください。