Product Guide | 核酸医薬 / アンチセンス核酸
アンチセンス核酸の製品ガイド
アンチセンス核酸(Antisense Oligonucleotide (ASO))の製造工程ごとに、使う試薬・装置・培養資材・分析・支援サービスを整理しています。一本鎖核酸。固相合成・脱保護・精製が中心。
Solid-Phase Synthesis
固相合成(オリゴ伸長)
ホスホロアミダイト法でヌクレオチドを一塩基ずつ伸長し、目的配列のアンチセンス核酸(ASO)を固相担体上に合成します。脱トリチル・カップリング・キャッピング・酸化の各サイクルを高い反応効率で繰り返すことが、後段の純度を左右します。
容器合成カラム・固相担体(CPG/ポリスチレン)オリゴ鎖を伸長させる足場となる固相担体を充填した合成カラム。詳しく見る →
試薬無水溶媒・洗浄液(アセトニトリル等)各サイクルの試薬希釈・洗浄に使う無水溶媒。水分管理がカップリング効率に直結する。
装置オリゴ合成機アミダイトと試薬を順送し、伸長サイクルを自動で繰り返す固相合成機。詳しく見る →Cleavage & Deprotection
切断・脱保護
合成が終わったオリゴを固相担体から切断し、塩基部・骨格・末端の保護基を除去して粗ASOを得ます。アンモニア処理などの条件と温度管理が、目的物の回収率と分解の抑制を左右します。
試薬アンモニア水・脱保護試薬固相担体からのオリゴ切断と塩基・リン酸保護基の除去に使う処理液。詳しく見る →
容器脱保護用容器・反応バイアル切断・脱保護反応を密閉して行うための耐圧バイアル・容器。
Purification
精製(HPLC精製〜脱塩)
粗ASOから、n-1欠損鎖や失敗配列などの不純物を分離し、目的の全長鎖を高純度に取り出します。IEXまたは逆相HPLCで精製した後、UF/DFで脱塩・濃縮し、バッファ・濃度を整えます。
Formulation & Fill
製剤・充填
精製・脱塩したASO原薬を処方液に整え、除菌ろ過してバイアル等へ無菌充填します。注射剤では凍結乾燥で安定化することも多く、無菌性・エンドトキシンの管理が品質保証の要になります。
Quality & Analytics
品質評価・分析
ASOの主要品質特性である純度(n-1欠損鎖など全長鎖純度)、同一性(配列・分子量)、含量、工程由来不純物、無菌・エンドトキシンを評価します。一本鎖核酸ならではの不純物プロファイル管理が中心です。