低分子医薬(フロー合成)の工程チェックリスト

検討する工程に印を付けて、規模と用途を書けば、仕様メモにして代理店やメーカーへ渡せます。工程ごとの詳しい説明は工程マップにあります。

2規模と用途

3検討する工程に印を付ける19 / 19 工程

合成・反応

  • 1メイン反応・連続フロー反応

    細流路で混合と熱伝達を高め、発熱・高速反応の温度暴走を抑えつつラボ条件をそのまま量産へ移す工程。

    基準の方法
    マイクロ/メソスケール連続フロー反応(プレート型フロー反応器による液-液反応)
    代表的なメーカー
    CorningVapourtec
    ほかの方法
    コイル/チューブ型フロー反応(R&D〜キロラボ)・CSTRカスケード/連続振動バッフル反応器(COBR)・バッチ反応(従来法・対照)
    工程マップで詳しく →
  • 2連続水素化・気-液反応

    水素化など危険反応の系内滞留量を最小化し、発火性触媒を充填層に固定して安全に高温高圧化する工程。

    基準の方法
    充填層(トリクルベッド)連続水素化
    代表的なメーカー
    CorningVapourtecThalesNano
    ほかの方法
    連続フォトレドックス/光ハロゲン化・気-液セグメント(テイラー)フロー酸化/カルボニル化・膜(チューブ・イン・チューブ)気-液接触反応
    工程マップで詳しく →
  • 3インラインPAT・反応モニタリング

    流れたまま赤外・ラマンで転化を監視し、ずれた瞬間に流速や温度を補正して作りながら品質保証する工程。

    基準の方法
    インラインFTIR(ATRフローセル)による反応モニタリング
    試薬・資材
    なし(ATR-FTIR光学測定)。ATR結晶はダイヤモンド(DiComp)/シリコン(SiComp)。校正用にバックグラウンド溶媒スペクトルを取得。
    代表的なメーカー
    Mettler-Toledo
    ほかの方法
    インライン/オンライン UV-Vis 分光・オンライン HPLC/UHPLC 自動サンプリング・ベンチトップNMRオンライン監視
    工程マップで詳しく →
  • 4滞留時間分布/RTD評価

    滞留時間分布で混合・逆混合・デッドボリュームを定量し、スケールアップと転化率予測の前提を得る工程。

    基準の方法
    トレーサー注入による滞留時間分布測定(パルス/ステップ応答)
    試薬・資材
    不活性トレーサー:UV吸収色素(メチレンブルー水溶液等)または電解質(KCl水溶液)。注入は定量ループ/インジェクションバルブ(Rheodyne/IDEX MXP 系)。
    代表的なメーカー
    KnauerVapourtecIDEX
    ほかの方法
    CFDによる混合・RTD予測・Villermaux–Dushman法による混合時間評価
    工程マップで詳しく →

後処理・分離

後処理・晶析

後処理・単離

品質特性・分析

19工程を選んでいます。仕様メモでは、宛先・条件・確認したいことを書き足して、PDF やメールで渡せます。

選んだ19工程で仕様メモを作る

公開情報にもとづく一般的な整理です。基準の方法とメーカーは代表例で、推薦ではありません。実際に要る工程と装置は、規模と規制の方針で変わります。