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富士フイルム、英ビリンガムにシングルユース細胞培養拠点を開所

2,000L・5,000L槽で拠点全体は最大19,000L

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Photo: Craftsman Concrete Floors / Unsplash

富士フイルムのバイオCDMO、⁠FUJIFILM Biotechnologiesは2026年2月11日、英国ビリンガムの拠点で拡張部分の開所式を開いた。開いたのはシングルユースの細胞培養施設と、Bioprocess Innovation Centre UK(BIC UK)というラボの2つで、投じた額は4億ポンド。

開所式では地元の政治家と取引先が参加してテープカットを行い、施設見学とパネル討論が続いた。

微生物製造の拠点に、動物細胞のシングルユース設備

ビリンガムは、同社が微生物による製造を担ってきた拠点で、大規模な微生物製造施設の拡張もここで進めてきた。今回、そこへ動物細胞のシングルユース設備が加わった。微生物発酵で作るのは酵素やペプチド、一部の組換えタンパク質で、動物細胞で作るのは抗体をはじめとする糖鎖の付いたタンパク質だ。

同社は4億ポンドの投資計画で、ここを英国最大のマルチモーダル製造拠点にするとしている。計画にはMaruX GMP連続生産プラットフォームの導入や、ウイルスベクターと遺伝子治療の工程開発設備、商用規模のウイルス遺伝子治療GMP施設も含まれる。

2,000L槽と5,000L槽で、拠点全体は最大19,000L

新しい細胞培養施設に入ったのは、2,000Lと5,000Lのシングルユースバイオリアクターだ。これで拠点全体の培養能力は最大19,000Lに達する。建屋は110,000平方フィートで、稼働は2026年前半の予定。

会長の飯田年久氏は、この拡張により、工程開発の段階から初期の臨床製造まで、超希少疾患向けの少量の治療薬から商用のバイオ医薬品までを1つの拠点で支えられるようになると述べている(発言は編集部訳)。

BIC UKの開所でラボ面積は倍増

同時に開いたBIC UKは、ハイスループットの工程開発と連続工程の開発を両方できるラボで、バイオ生産の技術革新における全社の中核拠点と位置づけられている。これで拠点の実験室面積は倍増し、102,200平方フィート超になった。従業員は960人を超える。工程開発のラボと商用生産の設備が同じ敷地に並ぶ(技術移転)。

※ 本ページは2026年2月11日の開所発表をもとにした紹介です。設備構成・投資額・稼働時期の詳細は公式情報をご確認ください。

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本記事は業界メディア等の報道をもとに、Proglenth編集部が独自に見出し・要約・解説を加えて整理したものです。正確性には努めていますが、最終的な仕様・条件は各社の公式情報・一次情報をご確認ください。編集の考え方は編集方針に記載しています。

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