1. 1創薬候補を選んでいる
  2. 2確認すること
  3. 3必要な試験と手段

創薬候補を選んでいる・確認すること 1/5

開発しやすさを確かめる

凝集・粘度・安定性で、後から困る候補を早めに外す

なぜ必要か

薬効が同じでも、凝集しやすい候補や高濃度で粘度が上がる候補は、製造と製剤化の段階で問題が出やすくなります。候補を絞る段階で物性を比べておくと、後から候補を差し替える手戻りを減らせます。

何を確かめるか

  • 凝集のしやすさ
  • 熱に対する安定性
  • 高濃度での粘度
  • 酸化や脱アミドで変わりやすい部位

どんな方法があるか

  • SEC(サイズ排除クロマトグラフィー)凝集体の割合を測る
  • DSC(示差走査熱量測定)熱で構造がほどける温度を測る
  • DLS(動的光散乱)粒子の大きさの分布を見る

自社でできるか、外に出せるか

物性の測定は、分析機器があれば自社でできます。装置が無いときや数を多く比べたいときは、分析の受託企業に出せます。

読んで確かめる

  1. まずこれ開発可能性(developability)評価とは?Tmだけで抗体を選ばない理由約5分
  2. 凝集体をどの分析で見るか:SECで見えない会合と粒子の補い方約7分
  3. DSCで熱安定性を見るとは?Tmの読み方と、高い順に並べる前に確かめること約6分
  4. 高濃度抗体製剤の粘度を下げるには?添加剤・pH・注射針で比べる約7分

使える手段