まずこれ約4分
標的選定で何を疑うか:遺伝学の証拠の強さを見分ける
創薬の標的選定で何を疑うかを解説します。GWASのヒットだけでは原因遺伝子を取り違える例(FTO)、機能喪失変異という強い証拠(PCSK9)、病気に関わると見られても第2相で逆の結果が出た例(IL-17A)、遺伝的根拠が強くても勝てない例(Lp(a))を整理します。
詳しく分かる項目:遺伝学の証拠の強さ・必須遺伝子の可能性・抑え続けたときの安全性
創薬候補を選んでいる10項目のうち1番目
標的を動かせば病気が動くかを、ヒトの遺伝学と実験で確かめる
終えたときに手元にあるもの遺伝学の証拠の強さ、原理の違う手段での検証結果、安全性の見立て、進む基準と止める基準をまとめた標的評価書
標的が病気を動かしていなければ、候補をどれだけ磨いても臨床で効果は出ないからです。第2相の失敗の大半は有効性の欠如で、その4割強では、仕組みをきちんと試せたのかさえ判断できなかったと報告されています(Morgan、2012年)。
ヒトの遺伝学と公開データベースで、標的と病気の結びつきの強さと、必須遺伝子の可能性を調べます。
実験の結果が出る前に、進む基準と止める基準を文書にします。
ツール化合物と遺伝子操作の両方で標的を動かし、表現型が一致するかを確かめます。
標的が発現している細胞と、陽性対照が効く動物モデルで、曝露・結合・下流の反応を測ります。
安全性の見立てと合わせて標的評価書にまとめ、スクリーニングに進むかを決めます。
こういうとき証拠が発現の高さや経路上の位置づけだけのとき
こうする止めて悪化する可能性も含めて仮説を立て直し、遺伝学か遺伝子操作の証拠を足してから評価系に進みます。
こういうとき化合物の効き目が、標的を壊した細胞でも消えないとき
こうするその化合物を標的の検証には使わず、構造の違う別の化合物か遺伝子操作で確かめ直します。
こういうとき機能を失った人が集団にほとんどいない遺伝子のとき
こうする強く長く抑える設計を避けるか、部分的な抑制で効くかを先に確かめます。
標的評価書は自社で書き、遺伝子操作した細胞や動物モデルでの試験は創薬支援の受託企業に出せます。
まずこれ約4分
創薬の標的選定で何を疑うかを解説します。GWASのヒットだけでは原因遺伝子を取り違える例(FTO)、機能喪失変異という強い証拠(PCSK9)、病気に関わると見られても第2相で逆の結果が出た例(IL-17A)、遺伝的根拠が強くても勝てない例(Lp(a))を整理します。
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約5分
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詳しく分かる項目:曝露・結合・下流の反応・原理の違う手段の突き合わせ
約5分
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詳しく分かる項目:疾患モデルの範囲
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この項目の記事は第1回「標的選定で何を疑うか:遺伝学の証拠の強さを見分ける」です。
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